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放射能気にせず交流 川崎で「移動教室」 福島・伊達の児童130人が訪問

社会 | 神奈川新聞 | 2014年7月17日(木) 10:51

自己紹介し合って交流する梶ケ谷小と保原小の子どもたち=川崎市高津区
自己紹介し合って交流する梶ケ谷小と保原小の子どもたち=川崎市高津区

福島の子どもたちが放射能汚染による健康被害を心配せずに過ごす「移動教室」が、川崎市内で開かれている。4日間の日程で川崎を訪れているのは、福島県伊達市の小学5年生約130人。児童に快適な教育環境を設けようと両市の教育委員会が合意し、初めて実現した。16日には川崎市高津区の市立梶ケ谷小学校を訪れ、同学年の児童とゲームを楽しむなどして交流を深めた。

14日から川崎市内の施設に宿泊し、生田緑地(同市多摩区)や横浜などを訪れているのは伊達市立保原小の子どもたち。伊達市は東京電力福島第1原発から約60キロの距離にあり、避難区域には含まれていないものの、市内の一部で除染作業などを進めている。

同小の佐藤義仁校長によると、伊達市は原発事故後の2012年度から、低線量被ばくが及ぼす体への影響を気にせずのびのびと勉強や体験ができる環境を子どもたちに提供しようと移動教室を実践。ただ、児童数の多い保原小は、受け入れ施設を探すのに苦労していた。今回は、福島県外に子どもを招く活動を続けるボランティア団体などの仲立ちもあり、伊達市教委からの要請を川崎市教委が快諾した。

16日の交流会では、梶ケ谷小の児童が獅子舞や合唱を披露して歓迎。保原小の子どもたちも、福島名産のモモや伊達市の伝統工芸「伊達組子」などを紹介した。両校の児童は一緒のグループをつくって好きなスポーツや食べ物を教え合うなどし、保原小が退場する際はいつまでも手を振って別れを惜しんでいた。

梶ケ谷小の男児(10)は「みんなで体を動かして仲良くなれて、うれしかった。伊達市のことも知ることができた」。保原小の女児(10)は「最初は仲良くなれるか心配だったけど、ゲームのルールを教えてくれた。いい思い出になりました」と笑顔で話した。

【神奈川新聞】

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