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自衛官よ、本音語って 閣議決定受け横須賀の市民グループがホットライン開設

社会 | 神奈川新聞 | 2014年7月12日(土) 03:00

「まずは自衛官の思いを聞くことが大事」と語る、ホットライン開設メンバーの新倉さん
「まずは自衛官の思いを聞くことが大事」と語る、ホットライン開設メンバーの新倉さん

匿名だからこそ語れる本音を-。他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認の閣議決定を受け、横須賀市の市民グループが13日、自衛官らからの相談を受け付ける「自衛官-市民ホットライン」を1日限定で開設する。

ホットラインは、国際平和協力法(PKO法)が施行された1992年8月に開設。横須賀から2隻の輸送艦がカンボジアへ派遣される直前に、自衛官向けの電話相談として「非核市民宣言運動・ヨコスカ」のメンバーが始めた。その時々の情勢などに応じて開設し、今回が4回目だ。

解釈改憲による集団的自衛権の行使容認の閣議決定により、日本の安全保障は大きく転換する。同グループの新倉裕史さん(66)は、「自衛隊を取り巻く政治状況が大きく変わってきた。その中で、自衛官や家族が置き去りになっている」と指摘。「『憲法9条は守られるべきだ』と思っていたとしても、声に出せない自衛官はいるはず」と、開設の狙いを挙げた。

PKO派遣の際はホットラインを2週間開設し、約40件の電話相談があった。ある陸上自衛官は「今回の海外派遣は名誉ある行為で、国民の皆さんにお返しするチャンス」と言った。一方で、ある海上自衛官は「もちろん戦争はやってはいけない。しかし、自分たちは命令される立場。政治的な団結などをして反対することは許されない」と率直な声も寄せられた。同グループはそうした「生の声」を小冊子などにまとめ、情報発信も継続する。

当日は同グループのボランティア約10人が、自衛官に限らず、家族や友人らから多様な相談を受け付ける。新倉さんは「今回は、自衛官にとっても悩ましい問題で深刻に考えざるを得ない状況。今の自衛官の率直な思いを聞くことが、憲法9条を考える上でも重要だと思う」と話している。

ホットラインは午前10時から午後9時まで。電話046(825)0157。

【神奈川新聞】

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