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海水浴場健全化へ鎌倉・逗子・葉山の3首長がタッグ 絵文字統一、情報共有

社会 | 神奈川新聞 | 2014年7月8日(火) 03:00

共通のピクトグラム(絵文字)をアピールする(左から)松尾市長、平井市長、山梨町長=逗子市役所
共通のピクトグラム(絵文字)をアピールする(左から)松尾市長、平井市長、山梨町長=逗子市役所

鎌倉市の松尾崇市長と逗子市の平井竜一市長、葉山町の山梨崇仁町長は7日、逗子市役所で会談し、今夏の海水浴場の健全化に向け連携して取り組むことを確認した。海でのルールを呼び掛けるピクトグラム(絵文字)のデザインを統一したほか、今後、3首長で各海水浴場の視察を行うなどして情報共有や意見交換を図る。

ピクトグラムは、入れ墨・タトゥーの露出や騒音などの防止を呼び掛ける内容。海水浴場に設置する看板やチラシで既に使用を始めている。それぞれのホームページに相互リンクを張るなど情報発信で連携するほか、横須賀海上保安部に水上バイクの危険航行や飲酒運転に対する安全指導の強化を要請した。

会談後の共同会見では、海開き以降の来場者への注意件数も報告された。鎌倉(1~6日)は入れ墨22件、喫煙所以外での喫煙13件、大音量の音楽4件。逗子(6月27日~7月6日)は砂浜での飲酒146件、入れ墨80件、スピーカー利用18件、バーベキュー1件。葉山(5~6日)はバーベキュー1件だった。「おおむね聞き入れてもらえている」(松尾市長)という。

また平井市長は、海開きから7月6日までの逗子海水浴場の来場者数が前年同期比約3万3千人減の約7千人となったことも明らかにした。同市長は「天候の違いもある」と前置きしつつ、「昨夏は音楽イベントを目当てにした客が多かった。厳しい改正条例で、家族連れが楽しめる海水浴場を実現できている」と肯定的に受け止めていた。

【神奈川新聞】

 
 

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