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長崎県で50年に一度の大雨

社会 | 神奈川新聞 | 2014年7月3日(木) 12:52

大雨の影響で冠水した歩道を歩く女子高生=3日午前10時10分、佐賀市
大雨の影響で冠水した歩道を歩く女子高生=3日午前10時10分、佐賀市

九州は3日、活動が活発となった梅雨前線や低気圧の影響により、長崎市の長浦岳で1時間に96・0ミリの猛烈な雨が降るなど、北部を中心に各地で大雨となった。気象庁によると、3時間の雨量は長浦岳で205・0ミリ、長崎県西海市で155・5ミリを記録し、いずれも50年に1度とされる値を超えた。

佐賀、長崎両県の各所では床下浸水や道路の冠水、崖崩れが発生。気象庁は福岡、佐賀、長崎各県の一部に土砂災害警戒情報を発表した。

西日本は4日も大雨となり、局地的に激しい雨が降る恐れがあるとし、河川の氾濫や土砂災害などに警戒を呼び掛けた。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要とした。

気象庁によると、各地の1時間雨量は、長崎県諫早市でも82・5ミリの猛烈な雨を観測。西海市は78・5ミリ、福岡県大牟田市は73・0ミリ、佐賀県嬉野市は56・5ミリなど。

黄海にある梅雨前線上の低気圧が北東に進み、前線も九州北部をゆっくりと移動。そこへ暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気が非常に不安定になった。

九州は3日夕にかけ、四国は3日昼すぎから夜にかけ、近畿では3日夕から4日明け方にかけ、局地的に1時間に50~70ミリの非常に激しい雨が降る見込み。

4日午前6時までの24時間予想雨量はいずれも多い所で四国と近畿が200ミリ、九州が180ミリ、中国地方が100ミリ。

【共同通信】

 
 

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