JR桜木町駅(横浜市中区)が、大きく生まれ変わる。横浜駅寄りに「北改札」が新設され、1日午前7時から利用が始まる。16日には、野毛地区とみなとみらい21(MM21)地区を結ぶ東西通路が開通し、商業施設「CIAL(シァル)桜木町」も開業。観光客や通勤客らの利便性向上と同時に、来街者の回遊や、街のにぎわい創出が期待されている。
改良工事はJR東日本グループが進めてきた。通算4代目の駅舎となり、従来1カ所だった改札口は2カ所に増える。新たに整備したものを「北改札」、従来のものを「南改札」として区別。北改札は駅前の大型複合施設「TOCみなとみらい」のすぐそばにあり、駅からMM21地区への移動が一層スムーズになる。
CIAL桜木町は店舗面積約4千平方メートルで、和洋菓子、総菜、カフェなど37店舗で構成。このほか、観光案内所や歴史展示ギャラリーもオープンする。
【神奈川新聞】