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「新幹線発祥之地」で記念碑公開 東海道新幹線50年

社会 | 神奈川新聞 | 2014年6月26日(木) 03:00

「新幹線発祥之地」の記念碑前で開業前の思い出などを語る久保さん(左)=小田原市鴨宮
「新幹線発祥之地」の記念碑前で開業前の思い出などを語る久保さん(左)=小田原市鴨宮

1964年10月の東海道新幹線開業から今年で50年を迎えるのに伴い、開業前に車両の試験などを行う車両基地があったJR東海・新幹線鴨宮保守基地(小田原市鴨宮)で25日、「新幹線発祥之(の)地」の記念碑が報道陣に公開された。当時車両の開発を担当していた元国鉄職員は「ここは新幹線が産声を上げた場所。50年にわたり発展を遂げてうれしい」と語った。

新幹線の線路脇には、74年の開業10周年を機に建立された「新幹線発祥之地」の記念碑がある。通常は関係者以外立ち入り禁止のため、近くで見ることはできない。この日は開業2年前に「モデル線」での速度向上試験をスタートした日とあって、当時の開発担当者らも招かれた。

同社によると、開業に向け62年、試験走行や乗務員養成などのため、綾瀬と鴨宮を結ぶ約32キロの区間にモデル線が設けられた。同年6月25日にモデル線の先行区間約11キロで速度向上試験を開始。同10月にモデル線全区間が完成した。

63年3月には電車方式による世界記録(当時)となる時速256キロの試験走行に成功。この日の公開では、その際の記念プレートも披露された。

記念碑の前で、開業前に車両設計を担当していた久保敏さん(81)=東京都世田谷区=は「初代車両の『0系』量産に向け、試験走行のデータを取り、本社に情報を送る役割だった。トンネル内の高速走行による空気圧への対応が一番大変だった」と振り返った。さらに「車両の開発は未成熟な時代の中で手探り状態で始まった。最新型のN700系を見ると半世紀かけて成熟したのを感じ、うれしい」と感慨を新たにしていた。

【神奈川新聞】

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