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小田急脱線、運転再開 始発に間に合わず

社会 | 神奈川新聞 | 2014年6月21日(土) 03:00

小田急線相模大野駅(相模原市南区)構内で電車が脱線した事故は夜通しで復旧作業が続き、20日午前6時に約12時間ぶりに全線で運転が再開した。レールの補修や架線の復旧、車両撤去の作業に時間がかかったため運転再開が始発に間に合わず、朝の通勤客にも影響が及んだ。

再開後もダイヤの乱れは続き、特急ロマンスカーの運行が始まったのは午後6時から。一部運休中に314本が影響を受け、少なくとも15万3千人に影響した。足止めされた乗客らは、新百合ケ丘駅と相武台前駅に停車した車両内で夜を明かした。

小田急電鉄によると、事故は19日午後6時10分ごろ発生。6両編成の電車が車庫からホームに向かい、本線に入ったところで、3両が脱線した。乗客は乗っておらず、運転士にもけがはなかった。

同社で脱線原因を詳しく調べているが、脱線した4、6両目の下にある二つのポイントが大きく破損。周囲のレールが大きく曲がっていたほか、レールの直線部に脱線した跡が見つかった。そこから約95メートルにわたって枕木が車輪で傷つけられていたという。運転士は「通常通り運転していたところ、大きな衝撃を感じた」と話したといい、同社は運転自体に問題はなかったとみている。同社は今後、第三者機関に依頼して原因を詳しく調べる方針。

■通勤客ら 足止めも

脱線事故から一夜明けた20日、相模大野駅では始発から一部の区間で運転を見合わせたため、足止めされた通勤客らが再開の見込みや振り替え輸送の有無を駅員に尋ねる姿が見られた。

いつもなら始発が動いている時間帯の午前4時50分ごろ、駅員は「脱線車両の収容は完了したが、線路や架線の点検で運行を見合わせている」との説明を繰り返し、都内へ出社するという男性が「昨日は始発に間に合うと言ったでしょうが」と吐き捨てる場面も。

「(隣の)町田駅まで歩くのが今は一番早い」と駅員に伝えられた年配の女性は「歩くのはちょっと厳しい」とこぼし、困り果てた表情を浮かべていた。

午前6時前に新宿行き上り電車から運行を再開するとのアナウンスが流れると、待っていた多くの利用客が改札内へ。続いて6時すぎ、「間もなく新宿行きが発車します」とアナウンスされると、通勤客や学生らが駆けだしてホームに向かい、電車に乗り込んでいった。

【神奈川新聞】

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