
子どもたちに農業の大切さを知ってもらおうと、JAセレサ川崎は14日、川崎市麻生区黒川の水田で「集まれセレサキッズ ゴーゴー田植えレンジャー」を開催した。
セレサでは、小・中学校や地域と連携しながら食農教育事業に取り組んでおり、この日の田植え体験もその一環。体験場所の水田に隣接するセレサの大型農産物直売所「セレサモス」などで公募した小学生親子計89人が参加した。
参加者はセレサ職員から「苗は5本ずつ、筆と同じように持ち、しっかり植えるように」などと教わり、早速、水田へ。ぬかるみに足をとられながら、親子で協力し、等間隔にもち米の苗を植えていった。日ごろからセレサと交流がある明治大学「楽農4Hクラブ」のメンバーが作業を手伝った。
都内から母親と一緒に参加した小学3年の女子児童は、「泥んこがとっても気持ちいい。アメンボも泳いでいてかわいかった」と笑顔を見せた。
田植えレンジャーはこの後、生育状況と生き物観察、黒川散策(8月)、稲刈り体験(10月)、脱穀・もみすり体験(11月)と続き、12月の収穫祭でもちつきなどを行う。
【神奈川新聞】