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震災を考える機会に 横浜で石巻の写真展 ボランティアが現状語る

社会 | 神奈川新聞 | 2014年6月8日(日) 03:00

石巻市での活動について話す岩元さん(左)=横浜みなと博物館
石巻市での活動について話す岩元さん(左)=横浜みなと博物館

東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県石巻地方を撮影した「石巻かほく復興写真展」が7日、横浜みなと博物館(横浜市西区)の特別展示室で始まった。写真展示のほか、現地で活動するボランティアらが現在の状況を語るなど、震災をあらためて考える機会になっている。15日まで。

7日は横浜市出身で、ピースボート災害ボランティアセンタースタッフとして石巻市に住む岩元暁子さんが、語り部として登場した。「仮設住宅にいる人には、家族を亡くし、3年たった今も精神的に不安定な人がいる」など、被災者の現状を報告。「待っていてくれる人がいる限り、長く活動したい。皆さんにも、石巻への関わり方を考えてみてほしい」と話した。

岩元さんの話を聞いた高校3年生の女性(17)=横浜市港北区=は、「ボランティアの人の話を聞いたのは初めてだったが、震災から3年たった今も心に悩みがある人がいることなどを知り、驚きました」と話していた。

語り部のミニトークは、8、14、15日も行われる。写真展の入場料は無料。9日休館。問い合わせは、同館電話045(221)0280。

【神奈川新聞】

 
 

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