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小中学生が地域活動報告 「港南区こどもフォーラム」

社会 | 神奈川新聞 | 2016年11月26日(土) 02:00

発表の練習をする生徒=横浜市立丸山台中学校
発表の練習をする生徒=横浜市立丸山台中学校

 「港南区こどもフォーラム2016」が26日、横浜市港南区の市港南公会堂で開催される。区内31校の小中学生が清掃などを通じ、「港南区をどんなまちにしたいか」をテーマに報告する。地元での活動を通じ、社会問題や地域への関心も広がっている。

 同フォーラムは区内の青少年指導員やPTAなどで構成する団体が主催し、20年近く続く事業。今回も中学校の学区に分かれて、あいさつ運動、高齢者との交流、環境美化などに当たった。

 市立丸山台中学校(同区丸山台)の生徒8人は7月、近隣の丸山台、下野庭小学校の児童とともに清掃活動に取り組んだ。美化活動に取り組む地元住民と一緒に小学生は川や緑道、中学生は公園を清掃した。

 9月には、市職員から食べられるのに捨てられた「食品ロス」やごみの量の説明を受けた。市内の食品ロスは1人当たり年間約1万7千円分になる現実を知り、1年の野崎さん(13)は「食品ロスやごみをこれ以上増やしてはいけない。コンビニではレジ袋をもらわないように心掛けている」と話す。

 発表する内容は小学生の意見を取り入れながら、作成した。1年の清野さん(13)は「身近な地域活動を知ることができた。ごみの減量を訴えたい」と、当日を心待ちにする。

 入場無料。午前10時~正午。問い合わせは、区地域振興課電話045(847)8396。

 
 

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