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HIV検査 問診、採血…簡単に、記者が体験してみました

社会 | 神奈川新聞 | 2014年6月5日(木) 03:00

「情報保護のためこれをなくしたら検査結果は伝えられません」と職員から渡された説明票=3日夜、相模原市中央区のウェルネスさがみはら
「情報保護のためこれをなくしたら検査結果は伝えられません」と職員から渡された説明票=3日夜、相模原市中央区のウェルネスさがみはら

国が定めるHIV(エイズウイルス)検査普及週間(7日まで)に合わせ、政府広報や関連団体が「まずは検査を」と呼び掛けている。だが、検査はそもそも何をするのか、どんなことを聞かれるのか-。相模原市が3日夜に実施した無料の夜間即日検査を受けてみた。

予約通りの午後7時15分。会場のウェルネスさがみはら内の一室に入った。

市疾病対策課の職員が案内役。受付では年齢と性別のみを問われ、名乗る必要はなかった。代わりに「お客さまを番号で管理させていただきます」と職員。4桁の数字が記されたA5判の検査結果説明票を渡された。「情報保護のため、これを持っていないと検査後に結果をお伝えできません」とくぎも刺された。

問診はHIV検査の履歴や性感染症の治療歴など9項目の記入が必要だった。「心配となる理由」を問う欄には▽性的接触による感染(同性間、異性間)▽刺青やピアス等▽血液による感染▽母子感染-などのチェック項目があった。

大部屋を目隠しで区切ったブースで保健師の問診を受けた。細かく質問というよりも、説明が大半を占めた。

感染源には血液や精液、膣分泌液、母乳があること、キスは「バケツ一杯の唾液を交換しない限りは感染のリスクはない」などと説明を受けた。感染していても検査では確認できない空白期間「ウインドウ・ピリオド」の言及もあり、「感染した行為から12週間までは陰性(感染なし)と出る可能性がある」と補足された。

問診後、同じ大部屋内の採血のブースに進んだ。健康診断と変わらない採血に驚く記者にベテランの看護師が「特別なことは何もないでしょう」と声をかけてくれた。受け付けから35分で採血まで終わった。

結果が出るまで15分ほどの待ち時間があった。「どこで待っていてもよい」と説明され、記者は照明を落としたロビーで説明票をじっと握りしめていた。

例の説明票と引き換えに成績票を渡され、医師から結果を伝えられた。陽性の疑いのある「判定保留」だった場合は1週間後に確認検査の結果説明を受ける必要があるが、記者の結果は不要の「陰性」だった。

医師は、市で毎週火曜と隔週土曜に市内公共施設でHIVのほか、性器クラミジア、梅毒も含む抗体検査を無料実施していることも紹介してくれた。申し込みや相談は、同課電話042(769)8260(月~金曜日、午前8時半から午後5時まで)。

【神奈川新聞】

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