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スカウト行為が激減 厚木で客引き防止条例の効果着々

社会 | 神奈川新聞 | 2014年5月21日(水) 09:32

市条例効果で勧誘行為が激減した本厚木駅北口
市条例効果で勧誘行為が激減した本厚木駅北口

厚木市が4月1日に施行した「客引き行為等防止条例」が効果を挙げている。専従の指導員が巡回、小田急線本厚木駅前では特に苦情が多かった若い女性へのスカウト行為はほとんど見られなくなった。市民からも「安心して歩ける街に戻った」などと評価する声が寄せられているという。

同条例は、同駅周辺の繁華街などを防止特定地区に指定して接待飲食業者らによる悪質な勧誘行為を禁止。駅前など公共の場で通行人に声を掛けるなどした違反者に対し、市が指導・勧告を実施。従わなければ、事業者名を公表したり、5万円以下の過料を科したりする。

市くらし交通安全課は条例の効果を確認するため、施行した4月1日から同30日までの間、同駅北口など5カ所で客引き行為をしている人数などの調査を実施、前年と比較した。

1カ月の合計は、午後5時の時点で、(1)客引き行為・チラシ配布はなし(前年同月77人)、(2)スカウト行為が2人(同97人)。同8時では(1)が172人(同344人)、(2)は3人(同82人)と、それぞれ大幅に減少した。

5月18日現在、条例に基づき行った指導は5人、勧告と過料はなし。「ナンパだ」と言い張るケースなどに対しては、指導員がその場で口頭注意しており、その件数は「1日平均10~20件」という。

市は条例の施行に合わせて県警OB10人を指導員として採用した。午後5時から同11時まで同駅北口周辺を中心にパトロール、条例の実効性を確保している。

同駅周辺には風俗営業や接待飲食業など対象になる店舗が約160店ある。商店街の空き店舗に出店するケースも多く、一般の飲食店などと混在して立地。しつこい勧誘行為は数年前から表通りでも目立つようになっていた。

同課は「本厚木駅前は街の顔であり、指導員には毎晩立ってもらっている。たむろしていたスカウトの姿はほとんどなくなり、条例の効果が順調に出ている」と手応えを感じている。

【神奈川新聞】

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