横浜市は19日、市営バス浅間町営業所の男性乗務員(35)が同営業所に駐車していたバス車内で休憩時間を過ぎても寝続け、横浜駅西口発平和台行きのバスが29分遅れになるミスがあったと発表した。
市交通局によると、乗務員は1時間の休憩時間に、バス車内の2人掛けの席に腰掛けて仮眠を取り、寝過ごした。同日午前11時1分に同営業所から横浜駅西口に向かい、同11時12分発で運行しなければならないところ、営業所の出発が11時28分となり、結果的に西口発の運行が29分遅れになってしまったという。西口で待っていた人ら計26人に影響した。
営業所内には未出庫を知らせるアラームがあるが、運行管理者はアラームを解除したかはっきりと覚えていないという。
交通局は今後、休憩時間に仮眠する場合は運行管理者に申告することや、アラーム作動時の車両の位置確認を徹底するとしている。
【神奈川新聞】