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「かわさき市民ニュース」制作通算100本到達

社会 | 神奈川新聞 | 2014年5月15日(木) 03:01

川崎のニュース映像をネット配信している「かわさきキネマサークル」の東代表(左)ら =川崎市役所
川崎のニュース映像をネット配信している「かわさきキネマサークル」の東代表(左)ら =川崎市役所

川崎市民が市内のイベントや風物詩をニュース映像にしてインターネット上で公開している「かわさき市民ニュース」がこのほど、ニュース制作通算100本の節目を迎えた。シニアを中心にしたボランティアが川崎の今を伝えるとともに、後世への映像アーカイブ化することが目的。制作グループは「イベントや知られていない市民活動、四季の変化などを多くの市民に知ってもらい、地域を好きになるきっかけにしてほしい」と話している。

かわさき市民ニュースを制作しているのは、映像制作ボランティアグループ「かわさきキネマサークル」(東信一郎代表)で、現在、60~70代のシニアを中心に26人のメンバーで活動している。川崎市に映画やドラマのロケ誘致などを通して地域の活性化を図る活動しているNPO法人「かわさきムーブアート応援隊」が映像編集に関心のあるシニア層に呼び掛け2010年に結成された。

市民の手と目線で川崎の「今」を動画で記録し、ニュース配信するとともに、後世へ残そうと11年7月からかわさき市民ニュースの制作を始めた。市内のイベントや市民活動、ボランティア活動、四季折々の話題などをビデオに収め、3分程度のニュース映像にまとめている。年間30本ほど制作し、ことし4月に中原区内で行われた「二ケ領用水中原桃まつり」のニュースで節目の100本に到達した。東さんは「記録映像は市民の貴重な財産。後世にも伝えたい」と話している。

同サークルは今後、かわさき市民ニュースの制作に加え、市・区、団体などからの請負映像制作や福祉目的の出張上映会など活動を広げたいとしている。かわさき市民ニュースは(http://kcn.minibird.jp)で見られる。

【神奈川新聞】

 
 

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