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住み慣れた地域でいつまでも 川崎で地域包括ケアシステム委が初会合

社会 | 神奈川新聞 | 2014年5月13日(火) 03:00

地域包括ケアシステムの構築に向け設置された検討協議委員会=川崎市川崎区の川崎商工会議所会議室
地域包括ケアシステムの構築に向け設置された検討協議委員会=川崎市川崎区の川崎商工会議所会議室

川崎市は12日、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも暮らせる仕組みを整えるため、医療関係者や有識者らによる「地域包括ケアシステム検討協議委員会」を設置し、初会合を開いた。

市は重度の要介護状態となっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、住まいや医療、介護、生活支援などが一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいる。4月には新たに健康福祉局内に地域包括ケア推進室を設置し、本年度中に「地域包括ケアシステム推進基本方針」を策定する予定。

方針は地域特性に応じてまとめる必要があるため、地元の医師や福祉施設団体、町内会などから声を聞くことを目的に同委員会を設置した。川崎商工会議所会議室で開かれた同委員会には委員19人が出席。菊地義雄副市長は「川崎の強みを生かした日本一の都市型地域包括ケアシステム構築に力を貸してほしい」と述べ、委員長の慶応大の田中滋名誉教授は「川崎は大都市で初めて地域包括ケア推進室を置いた。世界に先駆けたケアシステムをつくっていきましょう」とあいさつした。

今後のスケジュールの確認や市の現状分析、委員による意見交換が行われた。同委員会後、国の社会保障審議会委員なども務める田中氏による講演も行われた。

【神奈川新聞】

 
 

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