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群馬・富岡製糸場が世界遺産へ 深いつながり横浜でも「喜ばしい」

社会 | 神奈川新聞 | 2014年4月27日(日) 03:01

大型連休初日とあって、世界文化遺産登録の勧告を受けた富岡製糸場には早朝からひっきりなしに観光客が訪れ、快挙を祝福するムードに包まれた=26日午後、群馬県富岡市(共同)
大型連休初日とあって、世界文化遺産登録の勧告を受けた富岡製糸場には早朝からひっきりなしに観光客が訪れ、快挙を祝福するムードに包まれた=26日午後、群馬県富岡市(共同)

文化庁は26日、群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が勧告したと発表した。6月15~25日にカタールで開かれる世界遺産委員会で正式に決まる見通し。国内14件目の世界文化遺産となる。自然遺産も含めた世界遺産全体では国内18件目となる。

富岡製糸場と絹産業遺産群が世界文化遺産に登録される見通しとなり、開港以来の生糸貿易でつながりの深い横浜でも、研究者から喜びの声が上がった。

横浜の生糸貿易を長年研究してきた横浜開港資料館の西川武臣副館長は「日本の貿易を支えた産業が世界で高く評価され、喜ばしいこと」と話す。

幕末の横浜開港とともに、生糸は日本最大の輸出品となり、群馬県では特にカイコの飼育や生糸製造がさかんになったという。

富岡製糸場などで作られた生糸は、横浜港から世界中へ運ばれた。西川さんは「横浜が大きな都市になった最大の要因は生糸貿易の発展。生糸が流通する絹の道を通じて、群馬と横浜は深く結びついてきた」と話す。

西川さんは、世界遺産への勧告対象となった近代養蚕農家の原型「田島弥平旧宅」に残る古文書を長年研究してきた。その成果が同旧宅が国史跡に指定されるときに生かされた。「生糸産業に光が当たることで、横浜の貿易に関連する古い記録が発掘されることにもつながる」と期待している。

【神奈川新聞】

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