横浜市は2014年度から始めた海外留学支援事業で、留学を希望する市内在住、在学の高校生の募集を開始した。締め切りは6月30日までで、最大計35人がそれぞれ20万~40万円の補助を受けられる。
市国際政策課によると、支援の対象枠は、海外の高校と姉妹校提携などを結び交換留学や学校同士の交流を行っている市内の高校、市民団体向けと、個人向けの2種類。
高校、市民団体向けでは、短期(1週間~3カ月)の海外研修として20人を募集し、1人20万円を補助する。また、長期(3カ月~1年間)の海外留学として10人を募集し、1人40万円を補助する。
個人枠では1年間の留学で5人を募り、1人40万円を補助する。
6月末まで応募を受け付け、書類選考の上で7月中に交付を決定する。
事業は今年2月に市が設けた「横浜市 世界を目指す若者応援基金」を活用した。同基金は昨年10月に「サカタのタネ」(同市都筑区)元専務取締役の細野六郎さんが市に寄付した1億円が原資となっている。
募集要項はhttp://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kokusai/ouenjigyou/からダウンロードできる。
提出先は、姉妹校等留学プログラムの場合は市政策局国際政策課。個人留学の場合は市教育委員会事務局高校教育課まで。
【神奈川新聞】