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がん家系の人向け相談外来開設、川崎・井田病院

社会 | 神奈川新聞 | 2014年4月17日(木) 03:00

川崎市立井田病院(川崎市中原区、橋本光正病院長)は4月から、がんの遺伝に不安を持つ人を対象にカウンセリングや遺伝子検査などを行う「家族性腫瘍相談外来」を開設した。主に乳がんと卵巣がんを対象にし、がんの予防や早期発見、治療につなげる。

相談外来では、家系にがんが多い、あるいは遺伝性のがん患者がおり、自分もがんになりやすいのかといった、不安や悩みを抱えている人に対し、カウンセリングを行う。必要に応じて遺伝子検査による正確な診断をした上で、がん予防の情報を提供し、リスクが高い場合には適切なアドバイスや専門外来の紹介を行う。

対象のがんは、主に乳がんと卵巣がん。受診は毎週金曜午後2時から、定員1人(90分)で事前申込制。診療費は保険適用外で、初回1万600円、2回目以降6180円。希望者には遺伝子検査を行うが、種類や内容によって数万~30万円程度かかるという。

遺伝子検査については、昨年、米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが検査を受けてリスクが高いと分かり、がん予防のため乳房の切除再建手術をしたことを公表したことが話題になった。

県内では聖マリアンナ医科大病院や横浜市大付属病院などで同様の外来を開設している。

【神奈川新聞】

 
 

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