川崎市がJR武蔵新城駅近くに新たに整備した病児保育施設「エンゼル中原」が28日に運営を開始するのに先立ち、14日から利用者の事前登録受け付けを始める。
病児保育事業は保育所に通う乳幼児が病気にかかり預けられない場合、看護師や保育士が施設で一時的に預かる事業。共働き世帯が増える中、仕事が休めない保護者のニーズが高まっている。
市内の病児保育施設は民間施設に次ぎエンゼル中原が2例目で、市の委託事業(市医師会に運営委託)としては初めて。市は今後、各区1施設程度の整備を進める予定。
エンゼル中原の利用対象者は、市内在住で保育所に入所している生後6カ月から就学前の乳幼児で、定員は12人。利用料金は児童1人当たり日額2500円。開所時間は月~金曜の午前8時~午後6時。
利用は施設への事前登録が必要。利用する際は電話で予約し、預ける当日にはかかりつけ医の指示書を持参する必要がある。利用登録票は市ホームページから。問い合わせはエンゼル中原電話044(872)9137。
【神奈川新聞】