県立商工高校(横浜市保土ケ谷区)の生徒27人とコンビニチェーンのファミリーマート(東京都)が共同開発したおにぎりが県内全708店と都内、静岡の計約1700店で15日から販売される。9日、県庁で商品発表会を行い、同校3年の加藤京(みさと)さんは「買った人の期待を裏切らない味です」と自信を見せた。
梅やしらすを使った「しらすとだしごはん」(税込み110円)と焼いた鶏肉をソースやマヨネーズで味付けした「ピリ辛照焼チキンマヨ」(同138円)の2種類。昨年10月から当時3年生だった生徒を中心に開発を進め、加藤さんらは部活動として商品開発を行う「商業部」の部員として参加した。
ファミリーマートは地産地消などで県と連携する包括協定を結んでおり、今回の共同開発はその一環。生徒が提案した15種類のおにぎりの中から2種類を商品化した。
同社の中村弘之神奈川地区営業統括部長は「半年にわたって生徒と意見交換してできた商品。ぜひ味わってほしい」と話した。販売は5月上旬まで。
【神奈川新聞】