茅ケ崎市は、公用車として使用している電気自動車(EV)に、非常用電源として活用できる資機材を導入した。災害発生時や停電時には、現場や避難所まで車で駆け付け、蓄電池から照明器具などに電気を供給することができる。県内では横浜市なども導入している。
市に3台ある三菱自動車のEV「アイ・ミーブ」に、1台約15万円で購入した資機材をつなぐと、電気の供給が可能に。満充電時で約1500ワット、5~6時間使用できるという。
市防災対策課の担当者は「持ち運びできる小型の発電機も備えているが、電気自動車であればすぐに移動でき、立ち上げも早いというメリットがある」と話している。
【神奈川新聞】