
川崎港コンテナターミナル(川崎市川崎区東扇島)に1日、同ターミナルで過去最大となるコンテナ船が入港し、同日夜、歓迎式典が行われた。
入港したのは「NORTHERN GENIUS」(ノーザンジーニアス、リベリア船籍)で、総トン数は4万1835トン。「NYK Container Line」(東京都港区)が運航し、同日午後3時半ごろ東京港から入港した。
管理棟で行われた式典で、川崎港戦略港湾推進協議会の斎藤文夫会長は「これを契機に川崎港がさらに発展するよう、整備に全力を尽くし、ユーザーの期待に応えたい」とあいさつ。歓迎の意向を示し、ストイチェフ・ダイマン・ディミィトロフ船長に、羽子板などの記念品を手渡した。
川崎港は新規航路の開設などに伴い、コンテナ貨物の取扱量が順調に増加。市は定時性の確保や集荷力を強化しようと3月、コンテナなど貨物の積み降ろしを行う3基目のガントリークレーンを設置するなどコンテナ船誘致に向けた環境整備を進めている。
【神奈川新聞】