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岩手の被災施設関係者招き横浜でシンポ 要援護者の支援策探る

社会 | 神奈川新聞 | 2014年3月11日(火) 00:00

障害者が避難所で暮らす上での課題や地域との連携のあり方が話し合われたシンポジウム=横浜市中区
障害者が避難所で暮らす上での課題や地域との連携のあり方が話し合われたシンポジウム=横浜市中区

障害者や施設職員が災害時に直面する課題とその対策を探るシンポジウムが10日、横浜市開港記念会館(中区本町)で開かれた。東日本大震災で被災した岩手県内の施設関係者が当時の苦労を振り返り、近隣住民や避難所運営側との共助が重要と強調した。

同区の主催。岩手県大槌町の施設「四季の郷」の吉田幸弥施設長は、当時勤務していた同県大船渡市の施設で利用者と避難生活を送った。「津波の被害は免れたが、プールの水でトイレを流し、食料が配給されるまでの1週間を備蓄品や地域住民の差し入れでしのいだ」と経験を語った。

パネルディスカッションでは、全盲で中区障害者団体連絡会の池田信義さんが「何とか避難所に逃げてもトイレに行くのが大変で水分補給を我慢したという話も聞いた。(伝って歩ける)壁際でトイレが近いスペースを割り当ててほしい」と訴えた。区内の老人ホーム施設長の三枝公一さんは「精神や身体の障害のある人は服薬している人が多い。必要な薬を十分に確保できるか。地域全体での備えが大切」と課題を挙げた。

吉田さんは「顔の見える関係が築けていたから地域の人に助けてもらえた。大都市である横浜でも“近所力”が欠かせないはず」と日ごろからつながりを意識した地域づくりを呼び掛けた。

【神奈川新聞】

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