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工場見学と宿泊をセット、川崎市と三浦市タッグ組み修学旅行セールス

社会 | 神奈川新聞 | 2014年2月21日(金) 00:00

県外からの修学旅行を誘致しようと、川崎市と三浦市が、共同でセールス活動を展開している。羽田空港や東京からの近さを売り込みつつ、川崎の工場見学や三浦での宿泊を組み合わせたプランを提案。マーケットの開拓に努めている。まだ具体的な成果には結び付いていないものの、「今は種まきの時期。まずは知ってもらうことから始めたい」と意気込んでいる。

三浦市は自治体では珍しい「営業開発課」を置き、修学旅行の誘致に注力している。以前は地方へセールスに出向いても三浦の存在すら知らない旅行会社や学校も多かったというが、地道にマーケットを開拓。2013年度は北海道、愛知県、大阪府などから15校約2200人が訪れた。宿泊費と自然体験の費用を合わせた市への経済効果は、1870万円という。

「修学旅行の場合、子どもたちの思い出の地として印象に残る。将来また訪れてくれる可能性もある」。同課の大澤克也課長は、誘致の意義をそう強調する。

一方、川崎市は06年度、本格的に誘致活動をスタート。東京からの近さゆえ、従来は工場を見学するだけで帰るケースも多かったというが、最近、人気の工場夜景や大人数での食事にも対応可能なことなどをアピールしている。一般には公開していない企業にも協力を依頼し、見学を受け入れてもらったこともあるという。「実績を重ねることで、事業者側の意識も変わってきた」。同市商業観光課の松元直樹観光推進担当課長は、機運の高まりを実感する。

川崎にとって課題は数百人規模が泊まることのできる施設が少ない点。対して三浦は民宿やホテルでの受け入れ実績があり、互いの魅力を打ち出しながら歩調を合わせることになった。13年度は両市合同のセールスを3回実施。北海道、四国、北陸へ出向いた。中でも、北陸方面は15年春に北陸新幹線が開業することから、市場開拓の余地が十分にあるとみている。

まだ実際の予約を取り付けるまでには至っていないが、両市とも感触はまずまずといった様子。20年の五輪開催地・東京への観光客が増えるとして、今後は修学旅行だけでなく、インバウンド(訪日外国人旅行)や国内誘客の面でも連携を図る考えだ。

【神奈川新聞】

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