
川崎市内の子どもたちが日ごろの音楽活動の成果を発表する「第10回子どもの音楽の祭典」が19日、川崎市幸区のミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。ミューザ完成と同時に始まった催しで、市教育委員会の主催。「音楽のまち・かわさき」の次代の担い手たちが吹奏楽の演奏や合唱を披露した。
第1部は、市内在住・在学の中高生102人による「ヤングかわさきジョイフルバンド」が登場。オーディションを経て編成されたメンバーらは昨年末から本格的な練習に取り組み、この日は6曲を演奏した。冒頭の「かわさきのねいろ」では300人超の小学生も合唱で参加した。
クラリネットでソロ演奏も担当した横浜商大高2年寺崎翔也さん(17)=幸区在住=は「緊張したけど、満足できる演奏だった。みんなで心一つに演奏できて楽しめた」と話していた。
また、第2部では九つの個人・団体が発表会を実施。ピアノやバイオリンの独奏、合唱などをそれぞれ行った。
【】