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「気持ち分かる」でも前へ 京都嘱託殺人事件でALS男性

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月9日(日) 16:00

自宅マンションで思いを語る中島さん=川崎市麻生区
自宅マンションで思いを語る中島さん=川崎市麻生区

 「気持ちは痛いほど分かる」。3年前、徐々に筋肉が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された川崎市麻生区の男性は、京都で起きた女性患者の嘱託殺人事件を受け、自身のブログにそうつづった。体が徐々に動かなくなる恐怖、不安、絶望感。他人に頼らなければ生きていけない自分に生きる価値はあるのか─。自問し続けてきた男性は今、前を向く。自らの経験を生かし、「障害者が使いやすい福祉機器の普及開発」を支援することが新たな目標だ。

 「病名はALS。発症からの余命は3~5年です」

 中島清雄さん(67)は2017年11月、神経専門の研究病院でそう告げられた。

 中島さんはサラリーマンを経て34年前、翻訳や通訳、イベント企画などを手掛ける企業を設立した。仕事は順調で最盛期には約15人の従業員を雇うなど、順風満帆なキャリアを積んでいた。

 だが16年ごろから、右足に違和感を覚え始めた。大学病院などで検査を受けたものの、「異常なし」。ようやく診断が出たものの「何を言われているのか、誰のことなのか」理解できなかった。

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