1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 海岸の安全確保へ、ライフセーバーとドローンが協働 藤沢

新型コロナ
海岸の安全確保へ、ライフセーバーとドローンが協働 藤沢

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月9日(日) 05:00

 夏本番を迎え、藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海岸で、ドローンを使った海岸パトロールが行われている。新型コロナウイルス感染防止で海水浴場が開設されない今夏、マリンスポーツの愛好者や観光客ら来訪者の安全を守るため、空から目を光らせている。「異例の夏」の下、ライフセーバーと先端技術の協働を目指し、湘南・藤沢の海に関わるさまざまな人々が連携した全国初の試みである。

役割分担


浮き具やスピーカーを装着した特別仕様のドローン
浮き具やスピーカーを装着した特別仕様のドローン

 「漁船の手前に4人の遊泳者を確認」「機体を沖へ出しホバリング(空中停止)」。海上を監視しているライフセーバーの報告を受け、慶応大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムのチームが、飛行方向の指示、周辺の安全確認、操縦と役割分担しながら、ドローンを現場に向かわせる。

 「連携の流れをいかにスムーズに行うか。実践を積み重ね試行錯誤しながら、一つ一つ課題を解決している」。同コンソーシアム副代表の南政樹さん(47)は、個々の工程を確認しながら全体を統括する。

 例年、人出がピークになるお盆期間(8~16日)は、ドローンが連日、1時間おきに出動。海岸利用のルール順守を呼び掛けるほか、水難事故発生の際は、海上に浮具を投入するなどライフセーバーの救命活動を補完する。

 同市遠藤の慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)に拠点を置く同コンソーシアムはドローンの実用化、多目的な応用へ向けた研究、実証で全国トップレベルの水準を誇る。

 多様な可能性を秘めた先端技術を活用し地域社会に貢献する-。南さんらのチームが挑戦しているのは、海水浴場が開設されない海岸の秩序確保という未知の領域の開拓、難題の解決だ。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

ドローンに関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング