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性的少数者サークル、所属学生150人超で活動広げる

社会 | 神奈川新聞 | 2014年1月13日(月) 23:21

同性愛者やトランスジェンダーをはじめとする「性的マイノリティー」が集う学生サークルが活動の幅を広げている。20年以上の歴史がある早稲田大(東京都)公認の「GLOW」には、150人を超す県内外の学生が所属。出会いの機会が増える大学生活。孤立感を深めやすい少数者たちにとって「ありのままの自分でいられる」、そんな貴重な場となっている。

自身のセクシュアリティーは「ゲイかバイセクシュアル(両性愛者)」という同大3年のあおいさん(22)=県内在住=。入学して間もなく、GLOWに加わった。中学3年から高校1年にかけて同性を意識するようになったが、周りに同じ立場の人はおらず、ひそかに孤独を感じていた。

「いつかは『普通』に戻るものだと思っていた」という。異性だけに恋愛感情を抱くことが当たり前の環境に一人身を置きながら、同性に思いを寄せる自身を受け入れることができなかった。

そんな自分にとって、今やこのサークルは「大切な居場所」。ゲイやバイセクシュアルに限らず、レズビアン、身体的性別と性自認に違和がある「トランスジェンダー」、どの性別の人も恋愛対象としない「アセクシュアル」、恋愛感情に性的欲求が伴わない「ノンセクシュアル」など、ここに集う人たちは実に多様だ。

性的マイノリティーと一言で表しても、その考えや思いは一人一人違うことを知った。それでも「マイノリティーとしての悩みがある人がそばにいることは心強い」と、同大4年でゲイの大悟さん(22)=都内在住=も実感している。

「セクシュアリティー単位でなく、次第に『その人自身』を見るようになった」。あおいさんたちが感じるサークルの居心地の良さは、互いを特別視しないこの関係性に起因している。

GLOWは1991年、早大生と米国・ドイツ人留学生によって設立された。今も大学や国籍、年齢の違いにかかわらず、当事者の学生であれば誰でも参加できる多様性に満ちたグループだ。毎月のイベントや社会人の性的少数者を招いた講演、早稲田祭での企画や勉強会などを通し親睦を深めている。

青山学院大や法政大など、自分の所属大学で同じようなサークルを立ち上げたメンバーも数多くおり、各地で多様なセクシュアリティーを共有する輪が広がりを見せている。

はじめはサークルへの参加にためらいがあったというあおいさんは今、仲間を求めている人にこう呼び掛ける。「一歩踏み出すことで、世界は広がる」。随時、メンバーを募集している。

問い合わせは、GLOWホームページhttp://waseda-glow.com/index.html内の専用フォームから受け付けている。

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