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平和つなぐ 戦後75年
長い間、待たせてごめんね 妹の生きた証しを残す

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月7日(金) 05:00

死没者名簿に今年記載


原爆死没者名簿が納められた慰霊碑の前で、妹の和子さんに思いをはせる柴田さん=6日午前、広島市中区の平和記念公園
原爆死没者名簿が納められた慰霊碑の前で、妹の和子さんに思いをはせる柴田さん=6日午前、広島市中区の平和記念公園

 75年の時を経て、1歳を待たずに亡くなった妹・和子さんの名前が、原爆死没者名簿に書き加えられた。「原爆の日」の6日。広島市中区の平和記念公園で営まれた平和記念式典に、神奈川県の遺族代表として参列した小田原市原爆被災者の会副会長の柴田実智子さん(78)=同市=は、名簿が原爆慰霊碑の石室に納められるのを見届けた。「長い間、待たせてごめんね」。戦争の悲惨さを語り継ぐ決意を新たに、静かに手を合わせた。妹が生きた証しを残すためにも-。

 1945年8月6日午前8時15分。兄と遊びに行った、爆心地から南東に約3・5キロ離れた親戚の家で被爆した。

 爆風で、ちゃぶ台の上の茶わんが吹き飛び、ふすまや障子が倒れた。近くの自宅に戻ると、割れた窓ガラスの破片が柱に突き刺さっていた。当時、3歳。残っているのは断片的な記憶だけだ。

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