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大涌谷火山活動、落ち着いた状態 東海大定点観測 箱根

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月5日(水) 05:00

火山ガスの噴出が続く大涌谷で行われた定点観測(東海大理学部大場武研究室提供)
火山ガスの噴出が続く大涌谷で行われた定点観測(東海大理学部大場武研究室提供)

 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)の箱根山(箱根町)の大涌谷で4日、火山ガスの定点観測が行われた。採取したガスの成分を分析した東海大の大場武教授は「火山活動は落ち着いた状態が続いている」との見方を示した。

 大涌谷では依然として火山ガスが勢いよく噴出しているが、大場教授は「(活動盛衰の指標となる)ガスの組成は7月の調査時と比べ、大きく変化していなかった」と観測結果を説明。一方で「風向きによっては、観光客が多いエリアでも臭いのきつい場合がある」として注意を促した。

 箱根山の警戒レベルは昨年10月に1へ引き下げられたが、気象庁は「大涌谷周辺の火口域では活発な噴気活動が続いており、火山灰などの突発的な噴出現象に注意が必要」と呼び掛けている。

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