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新型コロナ
県内最多89人感染 半数以上経路不明、中高年にも広がり

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月4日(火) 22:32

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で4日、新たに10歳未満~90代の男女89人の感染が明らかになった。1日当たりの感染者数はこれまで最も多かった76人を上回り、過去最多を更新。40歳未満が5割強を占めたものの、50代と60代の男性計2人が重症とされるなど、中高年にも広がりがみられた。89人のうち58人が感染経路不明という。

 特集・記事とグラフ 新型コロナ、神奈川の感染状況


8月4日現在の県内市町村別感染者数
8月4日現在の県内市町村別感染者数

 横浜市では、市内最多となる46人の感染が確認された。市内中学校に通う男子生徒を含む8人は家庭内感染で、市内企業に勤める60代男性は重症という。27人が経路不明とされ、市は「病院や『夜の街』のクラスター(感染者集団)など、特定の属性以外での市中感染が広がっている」とし、予防策の徹底を求めた。

 川崎市では、サッカーJ2アビスパ福岡所属の前寛之選手を含む25人の感染が判明した。50代の自営業男性が重症で、幸署に勤務する20代の男性巡査の陽性も確認された。

 大和市では小学生男児の感染を確認。県によると、陽性が判明していた40代女性の同居家族という。平塚市の20代女性は県内医療機関の看護師で、横浜市で陽性が確認された母親宅を複数回訪れていた。

 横須賀市では、市外の高齢者施設に勤務する50代女性介護職員の感染が判明。茅ケ崎市では市立病院に勤める30代女性看護師の感染が分かり、市は13日まで勤務先病棟の新規入院患者受け入れ中止を決めた。

 県内の感染者は1月16日に初めて確認され、政府による緊急事態宣言発令(4月7日)直後の同11日に最多の76人を記録。外出自粛などにより減少傾向になったものの、6月下旬ごろから再び増加に転じ、7月30日にも76人の感染が判明していた。

黒岩知事「市中拡大か」

 4日の県内新規感染者数が89人と過去最多を更新したことについて、黒岩祐治知事は同日、県庁で記者団の取材に応じ、「クラスター(感染者集団)が発生したものではなく、市中感染が広がっている可能性がある」との認識を示した。

 知事は「東京の感染者数の収束が見えない中で、神奈川も同じような形になると覚悟していたが、だんだん現実化してきたという気持ち」と説明し、感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

 他の都道府県で休業や時短営業を要請する動きが出ていることについては「現時点で要請する事態に至っているとは思っていない」と述べ、感染防止対策と社会経済活動との両立を強調した。

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