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戦後75年
横浜で英連邦の戦没捕虜を追悼 和解と平和の継承誓う

社会 | 神奈川新聞 | 2020年8月2日(日) 05:00

梅雨明けの青空の下、追悼礼拝で献花する参列者=横浜市保土ケ谷区
梅雨明けの青空の下、追悼礼拝で献花する参列者=横浜市保土ケ谷区

 アジア太平洋戦争中、日本軍の捕虜となり日本で亡くなった英連邦軍人ら1873人を追悼する礼拝が1日、横浜市保土ケ谷区の英連邦戦死者墓地で行われた。オーストラリアやニュージーランド、インドなどの大使館関係者や市民ら約170人が参列し、和解と平和の継承を誓った。牧師らでつくる実行委員会の主催で26回目。

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 日本基督教団牧師の関田寛雄さんは追悼の辞でコロナ禍に触れ、「自分自身を守るとともに、隣人を守るという課題が与えられている。平和を求め、共に生きるよう励んでまいりましょう」と呼び掛けた。実行委代表の奥津隆雄さんも「ここに眠る兵士は戦争中、今とは比べものにならない困難を経験した。『これぐらいの困難にへこたれるな』との声が聞こえてきそう」と述べ、連帯を訴えた。

 礼拝は戦後50年の1995年に始まった。戦時中、連合国軍捕虜が従事したタイとビルマ(現ミャンマー)を結ぶ泰緬(たいめん)鉄道建設に通訳として関わった故・永瀬隆さんらが戦争責任を痛感。平和の尊さを若者に伝えようと企画した。

 この日は市立東高校の生徒も参列し、2年の藤川幸生さん(17)は「死を悲しみ、戦争を憎み、平和を求める思いに国や文化の違いはないと感じた」。永瀬さんらと礼拝を始めた青山学院大名誉教授の雨宮剛さん(85)は「継承が大切。デジタル化など若い人たちの方法で100年、200年と続けてほしい」と話した。

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