三浦市の二町谷埋め立て地に米海軍ヘリコプターが不時着、横転した事故を受け、吉田英男市長は18日、在日米海軍司令部(横須賀市)を訪れ、在日米海軍司令官のテリー・クラフト少将宛ての要請書を同司令部参謀長のティモシー・ファラー大佐に手渡した。
要請書は、「県内では2011年にもヘリが緊急着陸しており、再びこうした事故が市内で生じたことは、米軍機の安全管理等に対する不信感を市民に与え、極めて遺憾」と指摘。その上で(1)早急な原因究明と調査結果の公表など(2)速やかな事後処理(3)徹底した安全管理と再発防止-を要請した。
米海軍ヘリは16日午後3時半ごろ、三浦市の埋め立て地に不時着し、横転。乗組員4人のうち2人が重傷を負った。17日にはファラー大佐が同市役所を訪れ、謝罪した。
米海軍は19日、横転したヘリを厚木基地(大和、綾瀬市)に移送する予定。
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