「子どもの貧困」が深刻な社会問題となっている中、子どもを支える地域づくりについて考えるシンポジウムが26日、藤沢市湘南台の湘南台文化センターで開かれる。
学習支援を続けるNPO法人「湘南ライフサポート・きずな」の代表や、「子ども食堂」を展開する学生団体「My Own Place~成長に愛を~」の共同代表らが参加。子どもたちを支える取り組みや活動を報告する。
子どもの貧困は、藤沢でも例外ではない。市は経済的事情から就学が困難な家庭を対象に、学用品費や給食費など就学にかかる費用の一部を援助しているが、2015年度の就学援助認定率は小学校で14・5%、中学校で19・1%。中学では生徒5人に1人が何らかの援助を受けている。シンポでは、子どもと一緒に育つ地域づくりについても市民とともに考える。
午後1~4時。問い合わせは、市福祉総務課電話0466(50)8245。