
湯河原町の万葉公園(同町宮上)と周辺の再整備計画を巡り、整備を担当する民間事業者らによる講演会が27日、町防災コミュニティセンター(同町中央)で開かれた。町民や観光関係者ら約90人が参加した。
講演会は、湯河原温泉観光協会メンバーなどでつくるまちづくり協議会の年次総会の一環で、今年は同公園再整備をテーマにした。
国内観光地の再生事業を手掛けてきた「NOTE」(兵庫県丹波篠山市)の林雄二郎さんら同公園再整備の担当者が、他都市の実例を交えながら今回の再整備の経緯や目的を説明。観光客らの居場所を公園内に複数設けることで、滞在時間の増加や町内の旅館への宿泊につなげる狙いを話した。