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名匠・小津監督しのびイベント、8日まで/鎌倉

社会 | 神奈川新聞 | 2013年12月4日(水) 23:16

「みんなのOZUシアター」の上映に見入る来場者たち=円覚寺・選仏場
「みんなのOZUシアター」の上映に見入る来場者たち=円覚寺・選仏場

12日に生誕110年、没後50年を迎える映画の名匠、小津安二郎監督をしのぶ記念イベント「北鎌倉で小津三昧」が、監督の墓がある円覚寺(鎌倉市山ノ内)を中心に開かれている。代表作の予告編を集めた上映会やアートライブなどの企画には、「作品の素晴らしさを若い世代に継承したい」という主催者の思いが込められている。

主催するNPO法人「湘南遊映坐」は、2008年から毎年、その年公開された映画の予告編を流す「予告編ZEN映画祭」を企画している。今回は映画祭の6回目と、小津監督の記念イベントを同時開催した。「若い人にも親しみを持って小津監督作品を見てほしい」と、理事長の岡博大さんは話す。

英国映画協会発行の機関誌で昨年、「東京物語」(1953年)が世界名作1位に選ばれるなど、国際的に高い評価を受ける小津監督。一方で日本の若い世代があまり作品に触れていない状況を、岡さんは残念に感じていた。イベントでは、これから小津作品に出合う人のための工夫を随所にちりばめた。

「みんなのOZUシアター」と題し円覚寺の選仏場で連日上映しているのは、代表6作品の予告編(22分間)。“新旧競演”として、今年公開された映画予告編29作品も紹介。来場者の投票でそれぞれ1位に選ばれた作品が、来年の映画祭で本編上映される。

7日には、監督の墓を参拝する「みんなの小津会」が開かれる。昼食に監督が好んだ北鎌倉駅前「光泉」のいなりずしを食べ、元小津組プロデューサーの山内静夫さんらが監督の人となりや作品を語る。詳しく知らない人や若い世代に伝わるよう、入門編をテーマにした。

8日は、由比ガ浜2丁目の有限会社寅堂で「OZU×ストリートアート」ライブを開催。若い世代のアーティストらがダンスや書道、DJなどのパフォーマンスと小津作品とのコラボレーションを試みる。

OZUシアターには往年のファンも足を運んでいる。妻と来場した横浜市栄区の男性(74)は、「今の日本人が忘れている一番大事なものを作品は伝えてくれる。それは、家族は何かということ」と話した。

シアターは8日まで。午前8時~午後4時。鑑賞無料。小津会は、7日午前11時に円覚寺選仏場前集合。参加費3500円、20歳以下は2千円。ストリートアートは8日午後6時半からで2千円。問い合わせは、湘南遊映坐電話0466(65)0123。

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