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やまゆり園事件4年
森炎さんと考える死刑(4) 観念の死、象徴制度へ

社会 | 神奈川新聞 | 2020年7月27日(月) 09:30

 死刑は可能性として残したまま、しかし、やまゆり園事件のような未曽有の犯罪以外には発動しない。日本は「象徴的死刑制度」を志向できる、と森炎さんは考える。そこにあるのは、死刑が必要とされない社会だ。

 ──今後の日本の死刑制度の在り方をどう考えますか。


東京拘置所の刑場
東京拘置所の刑場

 「もっと絞っていくことができますし、治安状況が悪化しない限り、そうすべきです。死刑判決が年間0件になっても不思議ではありません。例外的死刑制度のもとでは、死刑判決が数年に1件でも、10年、20年に1件でも、原理上は何も問題はありません。ですから、年間0件の年が続いても不思議ではないわけです。これは例外的死刑制度から『象徴的死刑制度』への進み行きになります。象徴的死刑制度とは、制度としては死刑を残しながら、実際には刑罰としての死刑をほとんど発動しない在り方です。これが実現できるのは、死刑制度のもとで、現実の死としての死刑を観念的な死に変換し、象徴的な死刑へと移し替えていくことが可能だからです」

 ──象徴的な死刑への移行は、具体的にどういう道筋で可能となるのでしょうか。

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