新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は24日、20~90代の男女14人の感染が新たに確認された、と発表した。中等症1人、軽症10人、無症状3人で、6人の感染経路が不明という。市発表の感染者は累計502人となり、500人を超えた。
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市によると、高津区に住む30代男性は中等症。19日に発熱などの症状があり、23日に陽性と分かった。感染経路は不明という。
同区の20代女子大学生は17日に喉の痛みと嗅覚に異常があり、23日に陽性が判明した。11日に感染が明らかになった友人と飲み会に参加していた。川崎区の90代女性は感染が判明した親族と13、14の両日に食事会をしていた。
このほか、20~40代の3人はインド国籍の男性船員。6月下旬から7月上旬の入国時に成田空港の検疫でそれぞれ陽性が判明しており、うち2人は県外の医療機関に入院していた。退院後も県外のホテルに滞在。3人とも20日に川崎港から出国するため市内の医療機関でPCR検査を受けたところ、再び陽性と診断された。いずれも軽症という。