茅ケ崎市の海水浴場「サザンビーチちがさき」の今夏の来場者数が、昨夏比約25%増の約19万9800人だったことが市のまとめで分かった。8月31日、9月1日に、茅ケ崎公園野球場(中海岸3丁目)で人気バンド、サザンオールスターズの凱旋(がいせん)ライブが13年ぶりにあった。市は“サザン効果”が大きな要因とみている。
市産業振興課によると、来場者はデータが比較できる2009年度以降で最多で、サザンライブや、期間限定海の家「サザン胸熱BEACH SHOP」がオープンしたことなどが主な要因と分析。担当者は「6月にサザン復活と茅ケ崎ライブ開催が発表されていたので、7月のシーズン当初から来場者が多かった」と振り返る。その上で、「茅ケ崎は海の家の“クラブ化”問題もない。プラス要素が重なった結果では」と推測している。
昨夏と同じく、金・土・日曜と祝日に、海の家の営業時間を午後5時から同7時まで延長する取り組みも行った。担当者は「苦情も特に来ていないので、様子をみながら定着させていきたい」と話している。
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