新型コロナウイルス感染症を巡り、横須賀市は17日、市立小に通う10代の男子児童と70代無職女性の2人の感染が新たに確認されたと発表した。同市で市立学校の児童・生徒の感染が確認されるのは初。
男子児童は15日夜に発熱があり、16日にPCR検査を受けて17日に陽性の結果が出た。15日まで登校し、16日から欠席した。軽症で、感染経路は不明。6人家族で、中学生の姉に発熱の症状があるという。
男子児童が通う市立小は17日、午前中で授業を打ち切り、給食を中止して全児童を下校させた。20日まで臨時休校として校内の消毒と濃厚接触者の特定を行い、地域住民への校庭と体育館の解放も当面の間中止する。市教育委員会は、今後さらに感染者が出た場合には休校延長もあり得るとしている。