２９日午後６時半ごろ、横須賀市猿島の無人島「猿島公園」にある建物が「燃えている」と、対岸の同市平成町のうみかぜ公園にいた男性から１１９番通報があった。
横須賀市消防局が可搬式ポンプを積んだ船で島に渡り、海水をくみ上げて消火活動に当たった。同８時５０分ごろに鎮火したが、横須賀署によると、売店やレンタルショップなどが入っている「猿島公園レストハウス」の約１５０平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。同署によると、当時は渡し船の最終便が出発した後だった。
市緑地管理課によると、運航会社は人が残っていないことを確認した上で最終便を出航させているという。渡し船は当面、運航を中止にする。
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