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細る砂浜、迫る高波の脅威 西湘海岸、募る住民の不安

社会 | 神奈川新聞 | 2020年7月11日(土) 16:00

 湘南の海辺が高波のリスクにさらされている。象徴である砂浜が戦後の長期的な浸食で徐々に失われ、近年相次ぐ台風の被害を防ぎきれない。10年余り前の台風禍で大規模に崩落した西湘バイパス(全長約21キロ)は、その後も2017年の台風21号や19年の台風19号などで繰り返し被災。暮らしを脅かす現状に国などの対策が追い付かず、住民は不安を募らせる。

(神奈川新聞社・渡辺渉、岩﨑千晶)

PA「ご利用後は退出を」


昨年10月の台風19号で被災し、閉鎖が続く西湘バイパス西湘パーキングエリアの売店=4月、小田原市
昨年10月の台風19号で被災し、閉鎖が続く西湘バイパス西湘パーキングエリアの売店=4月、小田原市

「ここでおにぎりを買っていくのが基本でね。それができなくなって、本当に困るよ」。西湘バイパス下り線の西湘パーキングエリア(PA、神奈川県小田原市)。今春、オートバイを止めて一服していた藤沢市の男性ライダー(54)が表情を曇らせた。

 毎週のように出掛けていた箱根へのツーリング。「海を見るとリフレッシュできる」と必ず立ち寄るが、「休憩している時に知り合った仲間が来なくなり、会えなくて寂しい」と交流の機会が失われたことを残念がる。

 PAは目の前に広がる相模湾の雄大な景色が売り。しかし、散策できるデッキもあった海沿いのエリアは立ち入りが禁じられ、おにぎりなどを販売していた売店は閉鎖されたままだ。

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