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強盗発生を想定、県またぎ合同訓練 神奈川・静岡県警

社会 | 神奈川新聞 | 2018年12月15日(土) 12:16

強盗事件の発生を想定して実施された合同緊急配備訓練=さがみ信用金庫上大井支店
強盗事件の発生を想定して実施された合同緊急配備訓練=さがみ信用金庫上大井支店

 松田署や小田原署、静岡県警御殿場署などは14日、大井町上大井の「さがみ信用金庫上大井支店」などで合同緊急配備訓練を行った。

 松田署によると、強盗被害が増加するのは例年年末の時期。発生に備えてこの日は、同支店に4人グループの強盗が押し入り現金300万円を奪ったという想定で訓練を実施した。

 強盗役は、帽子やサングラス、マスクを着けて押し入り、窓口の職員や客に刃物を突き付けながら「金を出せ」などと威嚇。現金を奪うと車2台で小田原方面と御殿場方面に分散して逃走した。通報により県境をまたいで緊急配備が敷かれ、ヘリコプターなどで車を追跡。パトカーが待ち構えていた小田原市と静岡県小山町の道路上でそれぞれ停止させ、確保した。

 松田署の金成賢一副署長は「県境の警察署は普段から隣接署との連携が重要。素早く検挙するという訓練の目的は達成でき、連携も深められた」と講評。同支店の菊川栄司支店長は「実際に起きたときにも冷静に対応できるようにしたい」と話した。

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