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新型コロナ
クルーズ船会社、運行再開目指し動く 官民で指針づくり

社会 | 神奈川新聞 | 2020年7月5日(日) 11:29

4月から停泊し、運航再開を待つ「飛鳥Ⅱ」=横浜港
4月から停泊し、運航再開を待つ「飛鳥Ⅱ」=横浜港

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運航を停止している国内のクルーズ船会社が、今秋の再開を目指して動きだしている。厳格な感染防止策を盛り込んだガイドラインを官民挙げて策定し、船旅の安全性をアピール。政府主導の観光支援策「Go To キャンペーン」とも連携し、クルーズ需要の喚起につなげたい考えだ。

 「ダイヤモンド・プリンセスのような事態には二度とさせない」。クルーズ業界団体・日本外航客船協会(JOPA)の幹部は、横浜港が世界の注目を集めた苦い経験を踏まえ、「運航再開には乗客乗員の安全・安心の確保が大前提だ」と強調する。

 国内のクルーズ船会社はJOPAがまとめた「感染予防対策ガイドライン」を受け、自主的な感染防止マニュアルの作成に着手。感染者を乗船させない水際対策をはじめ、船内の衛生管理、感染症発生時の対応策などを盛り込む方針だ。

 JOPA幹部は「従来の感染対策を抜本的に見直し、各社はより厳格な内容で作成を進めている」と説明。別の関係者は「乗船前のPCR検査を検討している船会社もある」と明かす。

 さらに、各社のマニュアルは日本海事協会(NK)による第三者認証を受けた上で運用される見通し。NK担当者は「世界保健機関(WHO)など国際機関の指針に適合しているかもチェックする」としており、世界基準で安全性を担保する意向を示している。

 再開に向けた動きは、日本政府も積極的に後押しする考えだ。国土交通省は有識者や船会社などが参加する非公式のワーキンググループ(WG)を開催し、海事関係者や港湾関係者を対象にした感染防止ガイドラインの策定を急ぐ。WGには横浜市港湾局の中野裕也局長も出席し、ダイヤモンド・プリンセスの経験を踏まえた感染予防策の強化などを要望したという。

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