横浜市は、不動産開発事業者から賃貸している市立子安小学校(同市神奈川区)の用地を購入する。取得費を計上した2018年度一般会計補正予算案を、29日に開会した第4回市会定例会に提出する。
同小は千人以上の児童が在籍。今後も増加が見込まれる児童数に対応するため、4月に旧校舎から約200メートル離れた事業者所有の土地に移転した。
約1万5千平方メートルの用地に対し、市は15年から毎年3億円程度の賃料を支払ってきたが、旧校舎のあった市有地と交換し、その差額分として市が25億6600万円を業者に支払うことで合意したという。