12月から始まる県警の年末年始特別警戒に向け団結力や士気を高めようと、戸塚署の幹部や署員が25日、横浜市戸塚区矢部町の雲林寺で座禅に挑戦した。
参加したのは佐藤政宏署長ら有志計13人。同寺の北見秀明住職から姿勢や呼吸方法について「背筋をまっすぐに」「深く吸い、深く吐いて」と説明を受けて、取り組んだ。畳の上で足を組む姿勢に格闘する一幕も。整った姿勢を維持するのに奮闘しながら約30分間、心を落ち着けていた。
途中、参加者の合掌を合図に北見住職が肩などを打つための警策(きょうさく)を振り下ろすと乾いた音が室内に響いていた。署員は「リフレッシュした」。佐藤署長は「署員とともに、新たな気持ちで(同特別警戒に)臨む」と話した。
同特別警戒は12月1日から2019年1月3日まで。18年度は金融機関、深夜商業施設への警戒活動強化、特殊詐欺被害防止活動の強化などに重点を置く。