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新たな共生へ 外国人と介護(下)
混在する就労資格、課題は定着「いずれ人材の取り合いに」

社会 | 神奈川新聞 | 2018年11月26日(月) 02:00

グループホーム入所者の昼食を見守る林さん=10月、藤沢市
グループホーム入所者の昼食を見守る林さん=10月、藤沢市

 ときに大きな声を出すこともある入所者だったが、徐々に弱っていった。「ご飯を一口でも食べてもらうには、どうしようか」。グループホーム「クロスハート円行・藤沢」(藤沢市)の施設長、林燕さん(44)は、施設のスタッフと一緒に考え抜いた。

 「ありがとう」。昨秋、食事を終えた入所者のお礼の言葉が、耳に残った。帰途に就いたが、気になって家でも落ち着かない。もう一度自宅を出て、駅から職場に連絡した。容体を尋ねると「(入所者が)危なくなった」。

走って戻り、病床に急いだ。枕元で「来ましたよ」と、声を掛けた。

 呼吸が途切れたのは、その瞬間だったという。

 待っててくれたんだね-。皆で見守りながら入所者をみとった体験を回想するたび、今も林さんは涙を止められない。

 中国・遼寧省出身。神奈川大への留学を経て、グループホームを運営する社会福祉法人「伸こう福祉会」(横浜市南区)に入った。3年前に施設長に就任。日本人スタッフを統括する。

 大学院では経済を専攻していた。介護の需要が高まる母国から、経済の知識を生かして施設経営への参画を打診されたこともある。「でも…

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