他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 教職員のわいせつ後絶たぬ 県教委、不祥事根絶へ指針改正

教職員のわいせつ後絶たぬ 県教委、不祥事根絶へ指針改正

社会 | 神奈川新聞 | 2018年11月23日(金) 02:00

神奈川県庁
神奈川県庁

 教職員によるわいせつ事案が後を絶たないことを受け、県教育委員会は22日、懲戒処分の指針を改正して注意喚起を図る方針を明らかにした。本年度は既に6人(同日時点)が懲戒処分を受けており、昨年度1年間の7人に迫る状況。県教委は「教員個人の自覚の問題で特効薬はないが、あらゆる手段で繰り返し訴えていく」としている。

 県教委によると、2018年度は懲戒処分10件のうち6件がわいせつ絡みで、自校の生徒とみだらな行為をした事案のほか、盗撮やキスといった問題が相次いでいる。15、16年度の年間5件を既に上回っており、深刻さは増している状況だ。

 事態を重く見て改正した指針には「教員には高度な倫理観が求められ、わいせつ事案には特に厳しい姿勢で臨む」と明記。同日に開催した緊急校長会や市町村教委を通じて周知し、不祥事の根絶を目指すとしている。

 一方、処分の厳罰化は見送る方針で、県教委は「現状でも『免職』または『停職』が大半で、全国的に見ても厳しい」と説明している。

 
 

神奈川県教育委員会に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング