横浜市南区で、高齢者が現金などをだまし取られる被害が相次いだ。
神奈川県警南署によると、22日午後、同区に住む60代の無職女性宅に次男を装う男から「大事な書類の宛先を間違えてしまった」などとうその電話があり、女性は同区内で次男の同僚を装った男に200万円を手渡し、だまし取られたという。
24日には、同区に住む80代の無職女性宅に、家電量販店店員を名乗る男から「娘さんがあなたのカードでテレビを買おうとしている」と電話があった。女性が「娘はいない」と告げると電話は切れたが、約1時間後に、港南署員を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが偽造され悪用された」とうその電話があり、直後に現れた署員を装う男にカード1枚を手渡した。その後カードで50万円が引き出されたという。