新東名高速道路を建設中の中日本高速道路が6日未明、伊勢原市下糟屋の国道246号をまたぐ架橋工事を始めた。工事のため、午前0時から同5時まで、国道246号は通行止めとなった。
高さ約20メートルの橋脚上の橋桁を毎分1メートルの速さで西側から東側に、押し出して渡す作業を行った。橋桁は鋼鉄製で、上り線は長さ132メートル、重さ780トン、下り線は長さ111メートル、重さ600トン。
通行止めは7日午前0時から同5時、12月3日午後10時から4日午前5時、同11日午前0時~同5時の時間帯も実施され、橋桁の高さを調整する作業などが行われる。
この橋は、厚木南インターチェンジ(IC)から伊勢原北IC区間にあり、同区間の開通は2018年度中を見込んでいる。